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第13回 「Y田の伝説」

「Y田の伝説」

 作画:奥村じーたろー 原作:羽柴キヨノブ

1話を読んだ感想

さわりとしては割と好印象であった。

まず一つの理由として挙げられるのは、作画。一コマ一コマがとても丁寧に書かれていて読みやすく、顔だけ漫画になっていない、遠近感もある絵が多かったのが良かった。

キャラデザでは、三人の主要キャラの髪型、顔のパーツは今のところ満足である。

次にストーリーに関してだが、一話だけではこれからどこへ向かっていくのかということは把握できなかった。しかし、屋上で出会ったメガネの青年が何者なのかが明かされず、次回にそれが持ち越されておりそれによって続きが見たいと思わせてくれるものになっていたのは良かった。

一つ惜しいこと…。主人公の自分の気持ちをフワフワのあれで囲んでいれるやつ、あれはいらなかった。あっても大丈夫なところはあるが、そこはだめだろうという所が2つほど。

正直、この作品がヒットするのかは今は判断できない。

しかし、コマ割、そしてセリフ回しを見た分には駄作にはならないだろうという印象はもっている。

今後の話の面白さに期待したい。

 

2話を読んだ感想

話の面白さは下がっていなかった。それに次へのつなぎ方も良かった。

しかし、気になることが一つ。

9ページ目の主人公山田とその友達の北条の登場シーン。メガネの田中陽雲がリンチにあっている場面だが、ヤンキーに連れていかれているところを靴箱から見、あとを追いかけて校舎の陰に隠れているのだと思うがそうだと分かる描写で書かれていない。

また、人物だけ中途半端なコマで小さく書き、背景がない。

細かいことだが、ここが気になった。

テンポ的には前回と変わらずだが、今は面白くなるかならないかのちょうどはざまにいるような感じである。ここから一歩抜け出て、一つのオリジナル作品としてのブランド力を手に入れるかは、メガネの田中陽雲との関わり方次第かなという感じである。

あとは、作品のテーマがいまいちまだわからないのでそこをひとまずは明確にしてほしいかなというところである。

 

 

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